カーペンターズ7つの衝撃真実

拒食症と薬物中毒の壮絶な物語100

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カレン・カーペンターの亡くなる直前の体重は49㎏だった?

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カレン・カーペンターイメージ
カレン・カーペンターが痩せ衰えて、
ベッドから起き上がれない状態で亡くなったと
思っているファンの方も多いと思いますが、


事実はカレン・カーペンターの亡くなる直前の体重は、
49㎏迄増えていたのです。



拒食症という病気で亡くなったということだけでは、
そのような思い込みになることは当然です。



私もダイエットの専門家としてカレン・カーペンターを
調べる迄はそう思い込んでおりました。





カレン・カーペンターが世界中に拒食症という言葉を認知させた?



カレン・カーペンターが亡くなったというニュースが、
世界中に配信された当時、



拒食症という病気が、
この世にあることすら知らない時代でした。



カレン・カーペンターにとりついた
この恐ろしい病である



拒食症(神経性食欲不振症)とは
いったいどんな病気なのでしょう。



カレン・カーペンターの拒食症とはどんな病気か?


カレン・カーペンターがこの病と闘った年月は
約7年間です。



結局、カレン・カーペンターは
この拒食症(神経性食欲不振症)を
克服することは出来ずに亡くなりました。



カレン・カーペンターがニューヨークで
治療する前の体重は36㎏でした。



これは身長165㎝の身長からすると
骨と皮の骸骨状態です。




カレン・カーペンターはニューヨークの病院へ、
入院して身体的な治療を受けていたと


思いこんでいる方も多いと思います。


しかし、カレンカーペンターは
入院して身体的な治療を受けていたのではありません。



1日1時間、
週5日のカウンセリング治療を受けていただけです。



この病気は精神的な病なので
強制的に入院させて身体的治療を受けさせても、



本人の意思で食べることを受け入れないと
重症化する恐れがあるのです。



この病気は身体的な治療では治らない
恐ろしい病気です。



ものを食べることに嫌悪感を感じているので、
普通は食べたものを外へ出してしまいます。



カレン・カーペンターも
薬物で食べたものを外へ出していました。




カレン・カーペンターが治療を受けたのは男性心理療法士だった?


カレン・カーペンターが
最後の1年間に受けていた治療法は心理療法でした。



ニューヨークの著名な心理療法士である
ティーブン・レヴェンクロンという



男性心理療法士です。



日本のあるテレビ番組で
カレン・カーペンターが取り上げられたときに、



女性心理療法士がカレン・カーペンターの病状について
解説をしていますが、



カレン・カーペンターが唯一治療を受けたのは、
男性心理療法士の



ティーブン・レヴェンクロンだけです。


その番組ではカレン・カーペンターが
誰の治療を受けたか一切触れていないため、



視聴した方はその解説している女性心理療法士が、
カレン・カーペンターの治療を行ったように


思わせている演出がされておりますが、
真実は違います。


カレン・カーペンターが「わたしのママになってよ、お願いだから」と言った意味とは?


ニューヨークでの心理療法で行われたのが、
ティーブン・レヴェンクロンが



提案した家族セラピーです。


カレン・カーペンターの両親がニューヨークへ呼ばれて
90分間の家族セラピーは行われました。


ニューヨークへ来て心理療法を受けて初めて、
7年間に及ぶ拒食症(神経性食欲不振症)との


闘いの末に、
カレン・カーペンターは


自分が陥っている問題の深刻さを悟ったのです。


そして両親を前にしてすすり泣きながら、
何年ものあいだ抑え込んでいた感情を吐き出したのが、




「わたしのママになってよ、お願いだから」




という言葉です。


これもカレン・カーペンターを
取り上げている番組では、



どのようなシチュエーションで
この言葉が発せられたのか


再現されていないので
視聴者に誤解を与える演出になっており、



カレン・カーペンターだけが、
カーペンター家では独り疎外されているかのような



演出になっていますが・・・



事実は違っていました。


カレン・カーペンターと母親の関係は過保護だった?


カレン・カーペンターと
母親アグネス・カーペンターの関係が悪く、



兄のリチャード・カーペンターだけが
母親から愛されて、


カレン・カーペンターは
母親から愛されていなかったような誤解が、



広まってしまったのは、
家族セラピーで発せられた



「わたしのママになってよ、お願いだから」


というカレン・カーペンターの言葉を


誤った解釈のもとにテレビ番組で
放送されたからです。


現在でもユーチューブ動画でこの番組は
視聴できます。


家族セラピーでは
カレン・カーペンターの



奥深くにあったものを吐き出させることが
目的で行われています。


これは年齢退行催眠療法に近いものです。
誰でもが生まれたときから小学6年生くらいまで、


戻った状態になり、
言葉使い等も子供の話し方になります。


つまりカレン・カーペンターは
母親から疎外されていた訳ではなく、



単に年齢退行催眠状態で発した言葉を
カレン・カーペンターが


母親を常に求めていたのに、
母アグネス・カーペンターが母親としての愛情を


カレン・カーペンターに注いでいなかったように
演出してしまっただけです。


実際のカレン・カーペンターと
母親のアグネス・カーペンターの関係は


とても良好であり、
母アグネス・カーペンターの育て方は


「過保護である。」


とスティーブン・レヴェンクロンが
表現しているのが真実です。


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